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扇子のおすすめの選び方について

扇子の種類



扇子の選び方について知りたいのであれば、扇子の種類について理解するところから始めなければいけません。いろいろな種類が存在しているため、ここではそれぞれの特徴について説明します。

まず、夏扇子です。これは気軽に利用できるタイプであり、あおいで涼を取るためのものです。一般的なイメージに最も近い扇子です。夏以外にも使うことができるため、年中こちらを利用しても良いでしょう。男性用と女性用に分かれていて、女性用は男性用よりも少し小さいサイズとなっています。実用性があるため、たとえばプレゼントとして選ぶのにも最適です。普段使いのものとしてもおすすめのタイプです。次に刺しゅう扇です。これは絵柄が刺しゅうされているのが特徴であり、女性用のものとなっています。基本的にはあおいで涼を取るためのものとして使用されます。とても薄い絹に対して刺しゅうを施しているため、特別な商品となっていて、女性に対する贈り物としておすすめです。また、舞扇子と呼ばれるものもあります。これは舞踊をするために使われる扇子であり、民謡舞踊や日本舞踊、新舞踊などで用いられます。部屋飾りとして使うこともできるほど華やかな柄が描かれているのが特徴です。サイズは大きめで、涼を取るのには向いていません。骨の色に種類があり、白竹や塗骨、煤竹といったものがあります。白竹は稽古用として使われていて、塗骨と煤竹は舞台で使われます。最後に仕舞扇です。こちらは能楽で使われるものです。華やかな絵柄が特徴的であり、飾り用としても使われることがあります。

このようにいろいろな種類があるため、それぞれの特徴を理解しましょう。



紙と布の違いについて



扇子には基本的に紙と布などの素材が使われています。実際に購入する際にはどちらかを選ぶことが多いでしょう。紙の場合は骨組みが少し短くなっています。これによってしなりやすくなっていて、それが強い風を生み出すのに役立っているのです。また、布のものよりも安い価格のものが多くなっています。骨組みはちゃんと隠れているデザインとなっているため、見栄えが良いのも特徴です。

一方、布については紙よりも耐久性のある点が特徴となっています。紙の場合は長い間使用しているとどんどん色落ちしてしまいます。また、紙は素材として弱いためにぼろぼろになりやすいという欠点があるのです。それに比べると布は丈夫で長持ちします。布の中でも特に使われているのはシルクや綿です。種類が豊富であり、デザイン性も高いものが多いです。そのためファッション性を重視しているならば、布製のものを選ぶと良いでしょう。ただし折り目が広がりやすいという欠点があります。また、汚れやすくなっているため、取り扱いには注意しましょう。

紙も布も素材の種類は豊富にあります。どのような素材を選ぶかによって耐久性や価格は異なります。安く買えるものからかなりの高級品まで存在しているのです。また、どのような骨組みであるかによっても、印象は大きく変わります。基本的には中骨の数が多くなるほど高価になります。

このように素材によっても扇子には違いがあるため、使用する用途などを考えてから購入すると後悔することも少なくなります。





男性用と女性用の選び方



扇子の選び方として、男性用と女性用があることを知っておくことも大切です。この違いをきちんと理解しておくことで選ぶときに参考にできます。

まず、大きな違いは長さです。男性用のものは閉じたときの長さが21センチ以上となっています。一方、女性用のものは21センチ以下となっています。そして、21センチのものは男女兼用として使うことができます。しかし、サイズの大きなものを女性に贈ってはいけないというわけではありません。長いものの方があおいだときの風が強くなります。そのため機能性を重視している方は女性でも大きなものを使用しているケースが少なくありません。相手が機能性を重視しているのであれば、あおいだときの風が大きなものや、開け閉めがスムーズにできることなどを重視すると良いでしょう。実際にプレゼントするのであれば、購入する前に本人に確認してみると良いです。

相手がデザイン性を重視するならば、相手の好みの色や柄を調べてみて、それに合ったものを選ぶと良いでしょう。趣味が分からないならば、年配の方に対しては落ち着いた雰囲気のものを選んで、若い方に対しては明るいイメージのものを選んでおけば無難な選択となるでしょう。柄については男性用のものはシックなものが多くなっています。紺や黒などの比較的地味なものが多いです。ただし、男性用のシックな柄を好む女性も当然いるでしょう。そのため、固定観念にとらわれる必要はなく、相手の好みに合わせて柄を選ぶと良いです。最近はオシャレ感やファッション性を重視したものもどんどん登場しています。そのような新しい商品にも注目することが大切です。

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