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扇子のお手入れ方法やマナーと現代における扇子の使い方

扇子のお手入れ方法


扇子は、安い物を購入して汚れたら安価で新しい物を購入するという方も多くいます。しかし、お気に入りの扇子ですと永く愛用したいと思います。そのためには、しっかりとお手入れをする必要があります。
長く使い続けているとしっかり閉じることが出来なくなることがあるため、保管する時は購入した時に付いていた「しめ紙」や輪で固定しておくようにしましょう。夏が終わって長期間保管しておく時はカビや染みを防ぐためにしっかり汚れを落とさなければいけません。竹の部分は、水拭きをしてしまうと水を吸収してカビが生やす原因になってしまいますので、乾拭きで汚れを落とすことが大切です。扇面は、洋服用のブラシを使い埃を落とすようにします。できるだけ乾拭きで汚れを落とす方が良いのですが、もし水拭きする場合は、少し水を含ませたタオルで擦らずに軽く拭くだけにしておくようにしましょう。水拭きした場合は、カビや染みを抑えるために、しっかり乾燥させてから保管する必要があります。軽いシミであれば、水を含ませたタオルで軽く叩くとシミがとれる場合があります。しかし、扇面が紙や布でできているため擦りすぎてしまうと破れてしまう可能性もあるので、優しく扱うようにしましょう。
白檀扇子の場合は、長く使っている間に持ち手に手垢が付いてきますので、目の細かいヤスリで擦って手垢をとるようにします。汚れを落とすことで香りも復活してきますので、香りに変化があったらお手入れを見直すようにしましょう。

扇子を使う時のマナーについて


扇子は、開閉の仕方や扇ぎ方でその人の品格も出てしまう可能性もあるので、使い方によっては印象を悪くしてしまうこともあります。そのため、使い方の最低限のマナーは知っておくと、周囲の人が嫌な気持ちになることを回避させることができます。
夏場は持ち運びに便利なため使う人も多いですが、電車など人が近くにいる場所ではバタバタと勢い良く仰ぐと風圧などで周りに迷惑がかかります。近くにいる人に風がかからないようにするためには、顔の下で仰ぐことで回避できます。そして、仰ぐ際には、せわしなく仰ぐのではなくゆったり仰ぐようにしましょう。他は、香りがきつすぎるのも迷惑になりますので、香水を振りかける場合は少し香る程度にしておきましょう。
開き方はただ真横に引っ張るのではなく、右手の親指を要に添え、尚且つ左手を扇子に添えながら、右の親指で親骨を右側へ少し押し広げたら、両手でゆっくり右側に広げることが正しく開けることが出来ます。両手でゆっくり丁寧に開けることが、品良く、更に扇子を傷めずに長持ちさせることにもなります。閉じる時は、左端から右側に手繰り寄せるように、折り目に沿ってゆっくり両手で閉じます。一気に振って開けたり大袈裟に開けたりすると、がさつな印象を与えますし、扇子を傷めることになりますので注意をしましょう。
扇子は、結婚式などのお祝い場でも使われる縁起の良い物です。行く場所によって絵柄を変えるなどして、TPOに合わせた使い方を心がけることで、より周りに良い印象を与えることが出来ます。

扇子を今の時代で活用するには?


現代は着物を着る習慣が薄れてきたことで、扇子を使う必要性も少なくなってきています。しかし扇子は、服装を気にせずに涼風を得るための気軽に持ち運べるアイテムとして主流になりつつあります。涼むために使われることが多いですが、芸事などの礼儀にも欠かせない道具です。また、伝統的な美しい絵柄も魅力の一つです。ですから、使わない時はただ保管しておくのではなく、たまにはインテリアとして部屋に飾って活用してもいいかもしれません。
日本土産として自国にいる友人のお土産品に活用する方法もあります。定番の富士山や桜、浮世絵は日本を連想させることもありお土産にも優れています。中には、手の平サイズのみに扇子もありますので、インテリアとしても喜ばれます。扇子の使い方をまとめた外国語に対応した取扱説明書もついているので、安心して購入することができます。他には、アルファベットでの刻印もできますので、自分だけの扇子を持つことも可能です。
ロゴやイベント名を記載したオリジナル扇子を作ることもできます。表面のみのプリントや両面プリントなど、好みに合わせて作成することが出来ます。写真を印刷することもでき、少数単位での注文が可能なところもありますので、誕生日や記念の贈り物として活用することができます。
最近では伝統的な柄以外に、モダンな絵柄やかわいい柄などバラエティに富んだ柄が豊富に発売されています。そのため、若い世代でも使いやすくなっています。インターネットで注文すれば比較的安価で購入できるものもありますので、おしゃれアイテムとして気軽に持ってみませんか。料金によっては送料がかからないこともあるのも魅力的です。ギフト包装にも対応しているところもありますので、プレゼントにも最適です。

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