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扇子の豆知識

京扇子の特徴について


世の中には様々な魅力的な扇子が存在していますが、その中でも世界中から人気を集めているのが京扇子です。なぜ、世界中から人気が集まっているのかというと、日本の伝統がぎっしりと詰められていると言われており、デザインなどが美しいことから使用している人たちが増えてきています。
そんな魅力的な部分が多い京扇子ですが、今回は特徴について詳しく紹介していきます。
まず、始まりとしては、昔に貴族らが儀礼的に使用していたことから始まったと言われており、今でもお宮参りや七五三など儀式的な場面で使用されることが多くなっています。また、京扇子が伝統的工芸品となったのは京都が発祥と言われており、中国のうちわを元に薄い木を綴った「檜扇(ひおうぎ)」が作られたことから始まったと言われています。その後、江戸時代に「京の三職」として発展し、伝統的工芸品に指定されました。その他にも京扇子は耐久性にも優れていると言われており、ちょっとしたことで破損するような品質ではありません。耐久性にも優れているので、一生ものともなっており、多くの方から人気を集めているものとなっています。扇子には色々な種類が存在していますが、その中でも人気を集めているのが京都の製品となっており、世界中から購入しに京都まで訪れる人たちが増えてきています。

扇子の手入れについて


扇子は自ら購入をしたり、記念品としてもらったりなど活用される場面は多くなっていますが、特に大切なものに関しては手入れを気にされる方が多くなっています。長く使用するためにも日常の手入れは大切となってきますので、今回は手入れの方法について紹介をしていきます。
まず、基本的にな手入れ方法についてですが、毎日のように使用している人は閉じが甘くなると言われています。閉じが悪くなってしまうと締まりも悪くなってしまいますのであまり良くはありません。その為、しっかりと閉じるようにできるためにも、購入時などについている輪を捨てずに保管しておくことが大切です。輪があれば固定することができますので、間違った形で保管をすることもありません。日頃の手入れとしてはまずは購入時についていた輪で休ませることが大切です。
また、収納しておくときには親骨をきちんと乾拭きすることが大切だと言われています。なぜ、親骨を乾拭きしておいた方が良いのかというと、親骨は持ち手になりますので、素手で触ることによって目には見えなくても意外と汚れが溜まりやすい場所になっています。その為、放っておくとそのうち汚れが目立つようになってきます。そうならないためにも定期的に乾拭きをすることが大切と言われており、しっかりと拭き取ることによって、汚れが目立つこともなく、綺麗な状態で保管しておくことができます。
また、扇面は埃などが溜まることがありますが、埃が溜まってしまうと汚れが付着する原因にもなりますので、ブラシなどを軽く使用することによって、綺麗に保つことが可能になります。ちょっとした手入れ方法ですが、綺麗に保つためには重要な方法となっていますので、しっかりと手入れをして汚れが発生しないように心掛けましょう。
しかし、長年使用しているとどうしても汚れが溜まってしまうこともあります。また、シミなどの思いもよらない汚れが発生することもあるので、目立つ汚れが発生した時の対処方法について紹介をしますが、基本的に布製の場合は軽く濡らしながら汚れを落としていけばある程度は綺麗になりますが、紙製のものは濡らすことができないため、落とすのは難しくなってしまいます。直接濡らすのは破損の原因にもなってしまうと言われているため、できる限りタオルを軽く濡らして擦らないように汚れを落としていくようにしましょう。
このように、今回は日頃のお手入れ方法を紹介しましたが、大切に扱えば長年使用することができますので、手入れを怠らずにしっかりと行うようにしましょう。

扇子の保管方法について


扇子は利用している方も多くなっていますが、使い方によっては破損をしてしまうので、とてもデリケートなものとなっています。その為、保管方法にも気をつける必要があるので、今回は保管をする際のポイントについて紹介をします。
まず、一つ目のポイントは持ち歩く際の保管方法は扇子袋を持ち歩いて袋にしっかりとしまってから鞄などに入れるようにすることです。デリケートなアイテムとなっているので、そのままの状態で鞄に入れてしまうと破損の原因にもなります。綺麗な状態で保管するためにも専用の袋に入れておくことが大切です。
二つ目のポイントは長期間保管する際には直射日光の当たらない、通気性の良いところに保管をしておくことです。扇子は一つ一つに柄や模様が描かれていますが、直射日光にあたってしまうと色褪せなどの原因になってしまうので避けるようにしましょう。また、湿度が高いと特に紙製のものは破損の原因にもなるので、通気性が良いところでの保管が良いと言われています。保管方法は重要なので、大切に使うためには丁寧に扱うようにすると良いでしょう。

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